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入院・通院時の損害賠償

oosawa-1-thumb-137x114-144.png   労働災害に遭って怪我を負い、怪我の治療のために入院や通院が必要になった場合、被害者の方は治療に必要な費用や、入院・通院によって仕事を休む必要が生じて収入が減少した分の補償などを損害賠償として請求することができます。

 ①治療関連費

治療関連費としては、災害によって受傷した怪我の治療費・入院費、また、通院に関る交通費などがあります。治療費が認められるのは,「必要かつ相当な範囲」とされています。病院の領収書や請求書があれば請求することが可能ですが、過剰診療や高額診療などの場合においては、一定額以上の請求ができなくなる可能性があります。
 
また、入院費についても同様で、入院費は一般病棟の室料が基準となっているため、個室を希望して高額な室料になってしまった場合などには、原則としてなかなか高額分の室料の請求が認められない可能性があります。しかし、例えば重篤な症状で入院する場合や、他に病室の空きがなかったという場合においては、高額分の室料も請求することが可能な場合もあります。
 
通院に関る交通費においては、電車やバス、タクシーなどに乗車して通院した際の料金を請求することが可能です。しかし、タクシーの利用金額を請求できるのは、例えば被害者のお住まいの交通の便や怪我の症状などで,公共交通機関を利用することが容易ではない場合に限られます。
 
また、自家用車を利用して通院した場合においては、通院に必要となった各交通費,例えばガソリン代金、駐車場の代金などを請求することができます。
 

②休業損害

休業損害とは、労働災害によって怪我を負った被害者が、入院期間、通院期間に仕事を休んだことにより、収入が減少した場合の減収分の補償です。休業損害の計算に当たっては、例えば給与所得者の場合であれば,事故前の1日あたりの収入と、医師が判断した休業日数が計算の基礎になります。
 
休業損害は、職業によっても違いがありますので、詳細は弁護士にご相談されることをお勧めいたします。
 

③入院・治療・怪我に対する慰謝料

入院・治療・怪我に対する慰謝料は、災害によって被害者が受けた精神的苦痛に対して支払われる慰謝料です。入院・治療・怪我に対する慰謝料の計算は、入通院の期間や,入通院の実日数,けがの程度等の事情をもとに計算されます。
 
適正な賠償金の計算においては、弁護士にご相談されることをおすすめします。



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